同志社大学 社会学部 6

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同志社大学 経済学部 

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 全ての子どもが当たり前にあるべき安心と安全を獲得できる福祉社会を創造したい。この目標を持ったきっかけは、学童保育ボランティアで出会った母親の「よく子どもに手をあげてしまうんだけどどうしよう」という問いに何も応えられなかったことだ。未だ消えない当時の後悔を思い返した時、必然的に将来は養育者が抱える苦悩に寄り添う仕事に就きたいと確信していた。そして私は現状把握に努めた。ベビカム株式会社の調査によると、「虐待の原因は何か」という質問に、全回答者678人中448人が「周囲に相談相手がいない」を選択した。この結果から、周囲に相談できる相手がいないことが虐待を引き起こす大きな原因である可能性に気付いた。根本的な問題解決のため、児童相談所の職員の意欲・知識不足が引き起こす養育者が相談しづらい現状を改善し、育児にストレスを感じている養育者が支援を求めやすい体制へと改革したい。しかし、そのためには福祉的な視点から虐待問題について研究できる環境が必要だ。貴学科では、福祉の基礎を学べるだけでなく、実習科目を重視したカリキュラムが整備されている。私は、社会福祉政策や家族福祉論を履修し、社会福祉に関する知識を養う。また、虐待問題の解決策を多角的かつ実践的に考察するため、貴学の充実した実習科目を利用し、実際に児童相談所に行く。そして、養育者の虐待動機に関する知識や情報を的確に収集し、将来の児童相談所の改革に活かしたい。さらに、5つのフィールドから虐待問題を考察できる貴学部は私の望む最適な研究環境であり、目標達成に近づけ、社会貢献に繋がると確信している。新島襄氏の建学の精神のもと良心教育を掲げている貴学へ入学後、貴学科の「良心を手腕に運用する」を私のモットーとし、全ての子どもが当たり前にあるべき安心と安全を獲得できる福祉社会を創造するという目的を遂行することを約束し、以上を私の志望理由とする。

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